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Lの勉強相談所~超難関私大(文系)を突破せよ~
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0 名前:L:2007/02/26 01:22
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はじめまして、Lです。
入試が終わって丁度1年近く経ち大学生活の方にも慣れ、余裕ができてきたのでここでみなさんの力になれればと思いこのスレを立ち上げました。
この1年間色々と忙しい中で自分の経験、受験時に一緒に苦労した仲間(早慶上中の法に進学)の意見を参考にテンプレを作りました。
このテンプレは夏までに軌道に乗せれば後が非常に楽になるので勝負は春3、4月~夏8、9月になると思ってください。
ちなみにレベルは完全にゼロからのスタートを想定しています。
自分も受験を決意した時の偏差値は20~30台でした。
だからできない人の気持ちはすごくわかります。
しかし甘えさせるつもりはありません。
ただやればできるということを知ってもらいたいのです。
できない自分に卑屈になることなく、今ある自分の姿を真摯に受け止められる熱意のある受験生の相談をお待ちしてます。
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1 名前:L:2007/02/26 02:22
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~英語~
単語:基本的に単語帳は一冊で構いません。何冊もやるより一冊を完璧に。
ここで大切になってくるのが頻度順です。
システム英単語、河合の2001、ターゲットのどれかをやれば大丈夫です。
ちなみに単語王には意味が沢山のり過ぎているので初学者にはあまり勧めてないですが他の教科に余裕がある人はやってみても良いかもしれません。
とりあえず夏までに1200までを完璧にしてください。(単語王の場合は頻度順に直してください)
あとは試験当日までコツコツ覚えてください。
熟語:熟語は塾語帳によって載っている熟語が様々なので夏までに頻度順で500個(ここまではどの熟語帳でもかぶっている)程覚えれば大丈夫です。
桐原の1000、河合の1001、ターゲットの内好きなものを選んでください。
例によって500以降は試験当日までコツコツやってください。
文法
・佐々木の基礎からがっちり!英文法
・明慶徹の英文法が面白いほどわかる本
・仲本の英文法倶楽部
から
・ネクステージ
・UPGRADE英文法
につなげれば大丈夫です。はっきり言ってこれ以上の文法問題集は不必要です。
読解:超基礎
本当に何もわからない人は「安河内の英語をはじめからていねいに上下」から入ってください。
コレは中学英語のおさらい本でもあるんでさっと一週間くらいで一周してみてください。
基礎:たいていの人はここからスタートなんですが次の導入本はその人の好みがあったりするんで次の内店頭で気に入ったものをやってください。
・富田の基礎から学ぶビジュアル英文読解基本ルール編
・英文読解入門基本はここだ!
・リーディング教本
どれを使うにしてもその次の段階で前から読むという姿勢を作ってもらうことになります。
この他に代ゼミの単科で佐々木先生の授業を受ける予定の方は是非その付録を使ってください。
あの付録はこの中のどの導入本より素晴らしいです。
標準:次は覚えた英語のルールを使っての読み慣れをしていきます。
ここで使う教材は
・西英文読解講義の実況中継―高2~大学入試 (基礎完成編)
しかありません。
丁度このレベルに合った参考書は他には無いんです。
しかし前から読むといった姿勢を作るための礎になるためコレを避けては通れません。
応用:ここでは難解な短~中文を読むことをします。
・ポレポレ英文読解プロセス50
・英文解釈の技術100
のどちらか好きな方を使ってください。
両方とも復習がしやすくオススメです。
あともし3月の最初から勉強を始めて早い段階でこのステージまで来た人は
・英文解釈教室
をやるのも良いかもしれません。ただ相当な分量があるので挫折率が高いかもしれませんし、1回読んだだけじゃ身にもなりません。しかし、どんと腰を据えて取り組めば後々物凄い力を発揮することは間違いありません。
完成:自分としてはここまでの復習+単熟暗記で十分演習レベルに達していると思うのですが巷に出回っているテクニック本も全部が全部悪いわけではないので紹介しておきます。
ただこれらをやったからといって読むスピードが速くなるわけではないので注意してください。
・英文速読のナビゲーター
・佐々木和彦の英語長文が面白いほどとける本
辺りが無難に入りやすいと思います。
演習:ここからは志望校別に問題集を勧めていこうと思うので各自相談してください。
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2 名前:匿名さん:2007/02/26 11:25
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国語・歴史のテンプレはないんですか?
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3 名前:L:2007/02/28 01:25
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彼のテンプレも拝見しましたが、自分のは彼のより敷居が低く、自分に合う合わないで参考書を選べられるようにしたつもりです。
ただ、英語は結構かぶる要素ありますし、まだ英語しか出していないので今後の国歴のテンプレに期待してください。
特に現代文は自信を持って進められるテンプレです。
はっきり言って古文の授業は勧めていません。
文法読解共に良い参考書出てますし、結局古文はどれだけ読んだか、に依存するものだと考えるので。
ただ季節講習会などに出るのはこれからの勉強の指針となるので良いと思います。
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4 名前:匿名さん:2007/02/28 13:50
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文法と読解を平行してやっていっていいんですか?
それとも文法が終わったら読解と進むんですか?
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5 名前:L:2007/03/04 02:10
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助言ありがとうございます。
多分宅浪系勉強法の方をおっしゃっているのだと思いますが、26さんの考え方は真っ当な正攻法だと思います。
しかし今、受験界では一問一答への見直しが進められていると感じるのです。
日本史を例にあげると代ゼミの土屋、伊達、八柏先生、河合の神原先生も一問一答学習には否定的です。
その理由として多角的に問題が出題されることが多くなったため(つまりテーマ史の頻出化)や正誤問題の増大のため教科書を読む際に前後関係を正確に掴まなければならなくなってきていること、また単発の単語問題の難易度低下があるからです。
以前の、覚えた単語の数勝負から正確なその人物、出来事、の細かい(とは言え教科書レベル)関連性勝負に変わってきているのです。
その対応はどうするのか?もちろん読み物系が多くなるのは必至でしょう。(とは言えナビ系と教科書だけ)
まず教科書を読む基盤を作らなければならない。次に教科書を精読しなければならない。その後に問題集も解かなければならない。
受験生にとってここまでやるだけでも他科目との関係上相当厳しいはずです。
その中で効率の良い勉強法を僕は提示しているのです。
単発の難易度の低い単語問題なら教科書を何回も読むうちに自ずと入ってくる単語やナビ系のサブノートだけで対応可能だからその分流れ重視を。というのが自分の、というより大学側が要求しているだろう新しい歴史勉強法です。
一方、やはり一問一答の知識確認の速さ、網羅性は効率性の面から一部勉強の進んでいる生徒には進めることもあります。
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6 名前:L:2007/03/04 02:40
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慶応の法の一定レベルを超えた受験生(つまり合格不合格が僅差の受験生)とは日本の文系受験生のトップ層です。
そりゃ中にはダントツで受かっていく人もいるでしょう。
しかしそういう人たちはどう考えても圧倒的にマイノリティー。それには幼少期からの英才教育、才能、運が関わってきます。
普通の人がその中に入るには2教科に絞って勉強し、その中に入れる可能性は僅少なものでしょう。
確かに取れないことはありませんね。
ただ、それだけのリスクを背負って得られるものは、ギリギリ合格だった人と何一つ違わない合格。
しかも早稲田の国語という重荷を背負っている以上、そのリスクを背負うことさえも許されません。
自分はあくまで一般の人を前提としていて、天才型etcを対象にしているわけではありません。
佐々木先生の文法の本は読解に役立つ箇所も目立ちます。
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7 名前:元浪人生:2007/03/04 07:12
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Lさん
うんうん。おっしゃる通り。
私は日本史を学習したことがないから日本史の入試トレンドはわかりません。
しかし世界史でも同じことは言えるとは思います。
合格点をたたき出すだけなら実は難関私大でも一問一答一冊完璧に
しただけでもかなりの点数は出せるんです。だって難関私大(特に早稲田)
なんかは正誤問題が命です。その誤りの部分を見ると一問一答を知っているか
と聞いているようなものが多い。もちろん読み物系やってないと太刀打ち
できな問題も最近多い気はしますね。私なんかは
インプットとして読み物系
アウトプットに一問一答
演習として100題や過去問って流れかなぁと思っています。
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8 名前:匿名さん:2007/03/04 08:31
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一問一答で用語を覚えて読み物系で流れをつかみつつ復習のほうが効率が
いいと自分では思ってたけど、どれが一番とはなかなかいえないもんだね。