NO.10421174
不正・不正・不正・
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0 名前:ここで一番:2005/06/15 05:51
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『 不正 』
余談ですが、戦後『 戦勝国間の戦争 』が多いことには大いに興味深い。
アメリカと旧ソ連との冷戦、アメリカと凶産ベトナム(後ろに凶産中国)との戦争、
現在ではアメリカと凶産北朝鮮(後ろに凶産中国)との衝突などなど。
近代の国際軍事裁判と言えども、戦勝国側に有利に進められ処理は歪んでくるものだ。
極東国際軍事裁判ではどうなのか、
判事は11カ国から1名ずつ任命された。しかし『 中立国 』からさえ1人も選ばれなかった。
裁判長にはオーストラリア(日本寄り)の『 ウェッブ判事 』が選任された。
キーナン首席検事以下の国際検事団に対して、弁護団は鵜沢総明(うざわふさあき
=後に明治大学総長)が団長、清瀬一郎が副団長となった。
判決は多数決によったが、6対5で少数意見側(日本寄り)の裁判官が5人もいた。
そのうちの1人『 ウエップ裁判長 』は、
「 どの日本人被告も、侵略戦争を遂行する謀議をしたこと、
この戦争を計画及び準備したこと、開始したこと、
または遂行したことについて、死刑を宣告されるべきではない 」と判決文にしたためた。
インドの『 パル判事 』は、
日本の「 無罪 」を主張し、アメリカの『 原爆投下を非難! 』した。
フランスの『 ベルナール判事 』は、
「 天皇が免責された以上共犯たる被告を裁くこができるのか 」と述べた。
アメリカGHQにより凶産主義的な『徹底した言論統制下に置かれ』ていたことから、
極東国際軍事裁判(東京裁判)に対する『 疑問 』や『 批判 』が封じられたばかりか、
『 被告全員を無罪 』としたインドの『 パル判事 』による『判決書』は、
何と『 刊行が禁止 』にまでされたのである。まったくの不正処理があったのだ。
我が国として太平洋戦争は『 大東亜共栄圏 』のための戦争であり、
欧米列強諸国の全世界植民地化の流れの中の世界を巻き込んだ戦争であり、
非常に不公平で歪んだ裁判でとして、戦後に尾を引くことになる。
とても承諾できない内容だったのだ。
判決を報じる1947年11月13日付新聞
判決後弁護側は、連合国軍最高司令官へ再審査を申し立てるが、却下され、
直ちにアメリカ連邦最高裁に訴願するが、これも却下されたのだ。
まったく不正な裁判だった。