NO.10388548
■■■『英文解釈考』(佐々木高政、金子書房)■■■
0 名前:NO NAME:2004/01/08 15:42
多田の『思考訓練の場としての英文解釈』スレや伊藤の『英文解釈教室』スレはあるけど、
この参考書のスレが無かったので立ててみた。
レベルや完成度は『思考訓練の場としての英文解釈』や『英文解釈教室』を超える
まさに参考書の中の参考書、King of kings的存在の名著。
受験生の中でこの参考書を読破した香具師がいたらもう神だねw
1 名前:NO NAME:2004/01/10 16:03
●レビュー
イーエスブックス
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=01117404
アマゾン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4760820019/qid%3D1061567821/250-5843309-3709806
2 名前:NO NAME:2004/04/04 19:51
思考訓練より上があったとは。
3 名前:NO NAME:2004/04/05 07:02
つ、ついに英文解釈の真打ち登場だな
4 名前:NO NAME:2004/04/05 13:05
北陸大学の外国語学部教授である岡野浩史のコメント
英文解釈考 佐々木高政 金子書房
英語を読む力をじっくりと鍛えなおしたい学生にすすめる。
レベルはきわめて高い。 しかし, 英語を読む醍醐味をこれほどみごとに
教えてくれる本は少ない。 英文を味わって読むことができるようになりたい人に
とっては必読書である。
http://www.hokuriku-u.ac.jp/jimu/syllabus/gaikokugo/kamoku/2nen/2-19.html
5 名前:NO NAME:2004/04/05 23:01
「和文英訳の修業」や「英文構成法」と並ぶ佐々木三部作のうちの1冊ですね。
しかし受験生には「和文英訳の修業」のほうが有名と違うかな?
「和文英訳の修業」も英作文の受験参考書で最も難解な部類に入るね。
6 名前:2ch伊藤和夫スレからコピペw↓:2004/04/06 15:51
伊藤和夫は佐々木高政氏(「和文英訳の修業」や「英文解釈考」の著者)のことを
意識していたね。
700選の英文は和文英訳の修業の英文から拝借していたし、
「予備校の英語」で佐々木高政氏の名前挙げて言及していたしね。
「解釈考を受験生に勧めるなんて狂気の沙汰」とのレスにあるが、
解釈教室を使いこなせるレベルに達すれば、満更そうでもない。
ただ説明が簡潔なため行間を読み取る力が要るけど、他の英文解釈参考書にはない視点があり
新たな発見の連続でまさに目から鱗だったよ。英文解釈の方法を体系的にまとめた名著。
She came very near [to] being run over by a motorcar.(700選初版)
He came very near being run over by a motorcar.(修業)
You shall want for nothing as long as I live.
私が生きている限りあなたに不自由はさせない。(700選初版)
わしの目の黒いうちはお前に何も不自由させん。(修業)
「和文英訳の修業」のはしがきの中で
「知らん顔してゴッソリこの例文を失敬し、本などに取り入れて生活水準の向上に
役立てるというのは、わたしの趣旨に全く外れた行為、ひとごとながら恥ずかしさ
に身がちぢむ。」と佐々木氏が嘆いている
7 名前:NO NAME:2004/04/06 16:57
◆TXROdtXc に会いたい
8 名前:NO NAME:2004/04/06 22:39
http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/で検索すると載っていた>英文解釈考
東京大学にも認められた立派な学術書だな
9 名前:NO NAME:2004/04/07 12:44
>>8
>東京大学にも認められた立派な学術書
思考訓練や解釈教室は所蔵されていない。
初版は思考訓練のほうが英文解釈考よりも早く出版している。
10 名前:NO NAME:2004/04/07 22:01
灘や開成、筑駒、桜蔭なんかの香具師か、高1までにビジュアル英文解釈を
完全にマスターし、高2で英文解釈教室を何回も繰り返しやって
なんか他に良い参考書がないか?と思っている香具師向け。
解説がたくさんあって和訳を鍛えたい香具師は思考訓練の場としての英文解釈。
直読直解を目指し且つ学問の香りに浸りたい香具師は英文解釈考。
自分の性格に応じて使えばいいと思われ。
11 名前:NO NAME:2004/04/13 15:07
佐々木高政や安西徹雄のスレがmilk英語板にあるのがビックリ!
12 名前:NO NAME:2004/04/13 15:44
大学に入っても社会人になっても通用する最強の本。amazonの紹介で
>厳密な「読み方」の実践から感覚的な「味わい方」の演習まで、
>英文を読んで楽しみたい人への一冊。
と書かれていたけど、その紹介に偽りなし。
語句の説明はOxford English Dictionaryなど英英辞典からの引用。
項目はまず構文や文法といったオーソドックスな形式面からの解説から始まり、
「『感情』を読みとる」、「『おかしみ』と『辛辣』と」、「『論説』の場合」、
「『随想転筆』」といった小説や評論など、内容面からの様々なジャンルの英文の
読み方までを体系的にまとめ、それぞれをさらりと簡潔にわかりやすく解説している。
掲載されている英文も多いし、一つ一つの英文が格調高くて奥深い。
奥井潔の「英文読解のナビゲーター」や原仙作の「英文標準問題精講」 なんかの英文に
抵抗感ない人はすんなり入っていけるが、代ゼミや東進系の英文解釈参考書の英文を
好む人は取っ付き難いかもしれない。
レベルは河合塾全統模試の英語の偏差値平均70以上で英英辞典を使いこなす人、
参考書で言うと「思考力をみがく英文精読講義」や「英文解釈教室」レベルは
確実にできている人向きだと思う。
13 名前:NO NAME:2004/04/14 15:10
>>12
確かに英文は一つ一つが無駄のない洗練された奥行ある英文ばかり揃えている。
筆者もはしがきで
語学的「予測(anticipation)」能力と感性的「受信(reception)」能力を育てるという
二つの目標への踏み石となりたい本書の中の文章はできるだけ濃くのあるものにしようと、
平凡なことを平凡にしか言っていないものは気前よく捨てた.
と書いているぐらい、英文が厳選されていて短文ならば暗誦してもいいぐらいの英文揃い。
14 名前:NO NAME:2004/04/15 03:36
『英文解釈考』の解説はこんな感じ。
P.156の英文(?.「叙述の様式」と「修辞」)
As a housekeeper she is excellent, but eh, well, you know, she is not quite
the kind of woman one would wish to have as a wife.
one would wish:‘I’といってもよいのに、気取って‘one’ということもあるが、
ここでは‘I’を‘one’のうしろにかくして、てれくささをごまかす感じ。
動詞も‘wishes’にすれば断定になるので、「どうかときかれれば」を含み条件にして
‘would wish’とするのである。
not quite:‘not at all’と比べよ。
【意味】家政婦としては、優秀だよ。しかし、そのあの、まあ、わかんだろう、
女房として持てたらと人が思いそうなタイプの女というわけには一寸ね。
15 名前:匿名さん:2004/05/17 16:58
>>14
Simple is best.を具現化した解説だな~。not quiteの解説が余分なこと言ってない分、
受験生にとって不親切にみえるかも。一見簡単そうで説明が少なすぎる気もするが、
中途半端な学力の受験生には猫に小判といったところか。訳が「一寸ね。」というのも笑えた。
16 名前:匿名さん:2004/06/02 10:55
富田や西で満足しているミルクの連中にこの参考書をやっている人はいないのでは?
17 名前:NO NAME:2004/06/03 05:43
やる価値なし。
こんなのやる暇があったら数学とか国語やれ。
英語マニアは受験に弱い、これ定説。
18 名前:NO NAME:2004/06/04 13:18
>>17
やる価値なしと断言しているようではまだ甘いなw
19 名前:NO NAME:2004/06/06 12:37
余裕があれば取り組む値打ちのある本だけども、「いまいち」系大学の
熱血教官が書いた本って感じの臭みが鼻につくな。東大京大に比べて
業績はいまいちだけど教育に燃えてる自己陶酔っちゅうか 筑波一橋外大
あたりの雰囲気よ サラリと解説書けんものかのう
20 名前:NO NAME:2004/06/06 15:04
>>19
著者はどこの大学を出て、どこの大学の教授?
少なくとも伊藤和夫よりはサラリと解説書いていると思うけど?
21 名前:20:2004/06/07 08:37
言葉が足りんかった もったいぶった思わせぶりな解説がジブン的には
鼻についたって書くべきだったかな あくまで個人的な感想、好みで決して
名著としての名声をおとしめるつもりはありませんので
一橋のせんせらしいけど出身まではよく知らん
22 名前:匿名さん:2004/06/15 09:53
>>21
今は亡くなっているけど、元一橋大の教授か・・。
だったら、経歴詐称が日常茶飯事の予備校講師が書いた本よりも
本の記述に信憑性あるね。
23 名前:NO NAME:2004/06/16 13:17
数ある英文解釈参考書の中では最強の参考書だな。
思考訓練で満足している香具師はまだ半人前。
24 名前:NO NAME:2004/06/23 15:14
佐々木三部作を終了したら神確実
25 名前:NO NAME:2004/06/23 17:01
英文解釈の序列
界王神・・・佐々木高政
大界王・・・多田正行
界王・・・伊藤和夫
神・・・富田一彦
OK?
26 名前:匿名さん:2004/06/23 23:07
富田→佐々木高政 だと爆死か?
27 名前:NO NAME:2004/06/28 09:48
でも界王神より悟空、悟飯、べジータの方が強いよね。
28 名前:匿名さん:2004/06/28 09:56
英文構成法は和文英訳の修業の平易版という話だが、英文構成法やる意味は?
29 名前:NO NAME:2004/07/06 12:05
>悟空、悟飯、べジータ
お前等w
お世辞言ってみたww
30 名前:NO NAME:2004/07/06 12:19
すまん。たぶん俺はヤジロベークラスだわ。クリリンっていいたいところだけど最後の方ではクリリンのが強くなってるぽいし。
31 名前:NO NAME:2004/07/07 14:56
クリリンは地球人最強ですよ
32 名前:NO NAME:2004/07/07 15:51
ヤムチャがそういってたね。
33 名前:NO NAME:2004/07/08 11:15
ゴクウも言ってた
34 名前:NO NAME:2004/07/08 23:15
>>26
>富田→佐々木高政 だと爆死か?
はい爆死ですw
おととい来やがれ!
35 名前:匿名さん:2004/07/09 08:30
>>34 又、来ました!スマソ!レベル的には大学教養課程ぐらいっすか?
36 名前:英文科:2004/07/16 23:06
俺も持ってます
37 名前:NO NAME:2004/07/17 01:29
>>35
そうです。
厳密な「読み方」の実践から感覚的な「味わい方」の演習までを学べる。
残念ながら英文和訳の方法は解説されていない。
英文和訳については、安西徹雄の著書や思考訓練の場としての英文解釈などで
別途学ばないといけない。
ちなみに伊藤和夫の英文解釈教室は厳密な「読み方」の実践まで。
感覚的な「味わい方」の演習までは学べない。
実力がある人に対して、数学や物理については大学への数学や
新・物理入門といった、大学受験レベルを超えた参考書がある
わけだから、英語についても大学受験レベルを超えた参考書を
やってもいいと思う。
38 名前:NO NAME:2004/10/06 12:53
つまり英文解釈の参考書の中では最高峰の位置にある。
39 名前:匿名さん:2005/01/07 15:23
英文解釈考→「 」=はないんですか?英文科の人たちは何使ってる?
40 名前:NO NAME:2005/01/11 16:26
つーか、その前に受験生でこの参考書を使っている人いるのか?
いたらレポートよろしく。受験生がどうやってこの参考書を
使っているのか非常に興味ある。
41 名前:受験生で:2005/01/24 05:35
使うやついるの? 無茶だろ
42 名前:NO NAME:2005/01/24 07:21
>>21
東京高師(現筑波)の出身だったと思う。
43 名前:NO NAME:2005/01/24 07:22
>>40 超多浪とかでいそう・・・英語だけ極めた椰子。
44 名前:NO NAME:2005/01/25 13:21
東京大学文学部の教授もこの参考書を薦めてた。
45 名前:NO NAME:2005/01/26 00:39
英文標準問題精講がマスターできたらこの本にトライすればいいよ
46 名前:英文標準問題精講:2005/01/27 15:05
旺文社のこの本ひどすぎだって ここでは書ききれないくらい悪い点がいっぱいある
47 名前:NO NAME:2005/02/09 21:11
>>46
昔の本だから許してやれよ
48 名前:NO NAME:2005/02/15 10:54
>>46
てか「旺文社のこの本」で動揺するくらいならココにくんなって
あるていど読者を選んでるのよ、「旺文社のこの本」にしろ『英文解釈考』にしろ
49 名前:47:2006/04/30 09:01
>>49 英文解釈考は受験参考書でないだけいい(この本は大好き)でも英文標準問題精講
は受験生のみをターゲット(餌食)にしているところが許せない。
50 名前:47:2006/07/17 14:03
そういう個人的感情も入っております