NO.10420427
グループディスカッション
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0 名前:オレンジ:2005/06/03 12:41
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あなたは、夏休みに気のあう友人8名で、ある旅行業者主催の「グァム船の旅」の参加し、2日前に横浜港を出港した客船A丸に乗っています。
今朝の天気予報によれば低気圧が近づくため、夜より明日の明け方頃まで海上は荒れ模様になるとの事でした。
船の揺れも激しくなってきた夕食頃、突然船尾船員室付近から出火し、その火が機関室そばの燃料油に引火し、瞬く間に船内は煙と炎に包まれてしまいました。
船は傾きはじめ、沈没の恐れが出てきた為に、船内は大混乱へと陥ります。
あなたたちも夢中で甲板に出て救命ボートに飛び移りましたが、その後30分足らずで船は沈没してしまいました。
気が付いてみると、荒れた海の中であなたたちだけがそのボートの中に生き残っていて、他のボートもどこにも見当たりませんでした。
落ちつきを取り戻した後、ボートの中の備品を点検したところ約3日分の飲料水と非常食の他には、次の10種類の品物が完全な状態で残っていました。
なお、本船脱出前の船内緊急放送によれば、A丸が発信した遭難信号(SOS)を下田海上保安部がキャッチし、われわれの正確な位置を確認の上、
海上保安庁の巡視船が救助のため出航したと共に、
本船より南東約150海里の地点にいた総トン数3,000トンの貨物船が救助に来るとの事でした。
また、本船の沈没時の船位は、近くの無人島(サンゴ礁)より西に約60マイルの地点で、当時の天候は曇りで風力7、風向きは西で波高5メートル程度でしたが、
明朝には回復するだろうとのことでした。
(註:1海里=1,852メートル 1マイル=約1.6キロメートル)
<質問>
これから救助されるまでメンバー全員が生き延びるために必要かつ重要と思われる物を、その重要度に従って順位付けしてください。
(最も重要と思うものを1として、以下順番に2、3…最も必要ではない思われるものを10とする)
○海図(当海域) ○オール(4本)
○化粧鏡 ○布製バケツ(30センチ径)
○マグネットコンパス ○防水シート(オレンジ色)
○防水型懐中電灯(スペア電池付)
○石油缶(4缶、各18リットルの重油入り)
○防水トランジスタラジオ(スペア電池付)
○ロープ(3本、各1インチ径×20メートル)