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箱根セミナーについて語ろう

0 名前:名無しは、駿台:2007/05/31 11:39
インターネットでは情報が少ない駿台の箱根セミナーについて語ろう。
147 名前:匿名さん:2007/08/15 04:55
駿台予備学校 夏期講習 箱根セミナーレポート

駿台がほこる伝統行事のひとつにこの箱根セミナーがある。
相当の伝統をほこっており、東大合格者を伸ばすのに一役かってもいる。
反面、その内容はあまり知られていらない。
ネットでしらべても一部の掲示板で細々と語られているだけだ。
そこで今回は私が実際の経験をもとにしてできるだけ詳細に
レポートしてみようと思う。
ただしはじめに注意しておきたいのはあまり自分はこの合宿に
価値を見出せなかったのでいささか批判的になってしまう可能性があることを
承知していただきたい。
また個人特定されても面白くないので受けた講師の情報などはあまり詳しくは書かない。

・合宿上の設備、食事などについて
 建物はある程度年月がたっているため最新設備とはいかない。若干古びているところはあるがひどいということもなく問題はないといえよう。
 部屋はたたみ部屋で2段ベットが4つ配置してある。畳の上においてあるというより旅館によくある部屋の壁に4つ埋め込まれている感じだ。
9人部屋では一人はたたみに寝るらしい。また部屋には暖房、扇風機、冷蔵庫があるがクーラーはなく夏に参加すれば寝にくい夜が続く可能性もある。
 食事は大きな食堂で各班ごとにかたまってたべる。朝食は洋食と和食が交互に、昼はカレーやスパゲティなどで夜はおかずも豊富。総合的に見れば可もなく不可もなくといったところか。
基本的におかわりは自由でものによっては麺類でもおかわり自由のときもある。食事の時間は5時移行となってるがだいたいのひとには
かなりはやめの夕食といえよう。
 風呂は女子と男子で別れており、基本は女子が入浴中に男子が食事、男子が入浴中に女子が食事となっているが中間的な時間は食事はいっしょになる。
ちなみに風呂は温泉で硫黄がかなりきついためバスタオルは複数もってくることをオススメする。
 追加:トイレは和式洋式の両方がある。コインランドリーも使用可能。

・合宿上の行動について
 基本的に行動はあらかじめ定められた班で行う。一班につき1リーダーがつく。男子の班には男子の女子の班には女子のリーダーがつく。移動も基本的にはすべて班ごとである。
 では一日の活動の流れについて。
朝6時ごろに全員起床。
その後朝食をとり、身支度を整え、8時ごろから授業開始。
午前中に50×4コマ、そして昼食をとる。
午後に50×2コマ。合計で6時間の授業。
残りの時間から別枠に40×6コマ。
3時から5時にかけて2コマ。
風呂、食事のあとに7時から9時の間に2コマ。
一体ここで切って就寝準備ののち(寝たい人はここから寝てもOK)
残り2コマ。11時に完全就寝。
 また合宿中は「運動部の合宿ですか?」というほど挨拶は重要視される。
廊下でリーダーとすれ違えば大きな声で挨拶をするし、食事のはじめ、終わりも
大きな声で「いただきます」「ごちそうさまでした」。最後には厨房にむかっても挨拶するぐらいであるから挨拶を徹底してる姿勢がうかがえる。
148 名前:匿名さん:2007/08/15 05:00
・自由時間の内容について
以下から自由に選択できる
・エントランスホールでリーダーたちと対話する
・リーダーたちによる座談会に参加する(教科ごとの勉強方説明会など)
・自習室で自習
・部屋で休憩する
なお1,2時間目は外(庭)でスポーツも可能。卓球台もある
ただし一日だけ3、4時間目に講師による講演会(強制参加)があることに留意。
次の項で各内容の詳細を書く。

・対話について
ロビー(?)のような1階の広いスペースにリーダーが「対話しませんか~?」と声をかけている中で興味のリーダーに声をかけて対話に持ち込む。
1対1で対話できるときもあれば1対十数人というようになることもある。1コマ単位で一人を選ぶ。
同じ人に何度でもいくことができる。リーダーも最終日くらいになると勉強方法などは聞かれなくなってくるため自分の考えや自身の受験体験を語るようになり、
あるリーダーのグループでは泣くところもあったりする。
最終日の自由時間6コマ目は基本的に自分の班担当リーダーのところに班員全員で行くことになる。
以上が基本的な流れだが問題点があることも書いておこうとおもう。
一つは上にも書いたように人数比がばらばらになること。
生徒100人超に対して20人ほどなのでどうしても避けられないことだが、あまりに人数が多いと自分の聞きたい質問が聞けないこともある。
またこちらはなかなかシビアな問題だが高2生と高3生では質問の内容がまったくかみ合わないこと。
受験まであと半年しかなく受験にすこしでも役に立つ情報を得ようと血眼(すこし大げさだが)になっている高3生が
高2生の「○○学部の授業ではどんなことをするんですか?」
などという質問の答えを聞かねばならぬのは酷以外の何ものでもない。

・座談会について
各教科の勉強方法などを数人のリーダーで希望者をあつめて公演する。
内容は科目ごとの勉強法以外にも医学部をテーマとしてもの、箱根合宿を今後にいかしていくためのものなど多種多様である。

・自習室で自習について
授業を行っていた教室を開放しているのでそこで各自勉強ができる。
班毎の部屋とは違いクーラーも完備している(寒いくらい)
あまり箱根合宿というのは勉強させようといった雰囲気ではないのでリーダーもあまり自習は薦めていないが自習している人も2,30人はいる。

・部屋で休憩について
授業でもうへとへと・・なときは部屋で休憩することができる。

・授業について
さすがに全国からくる駿台模試成績優秀生の期待にこたえるためにお茶の水の
有名講師を招いている。特に地方から来てるひとには最後にある先生にサインをもらっている光景も多々みられた。だが授業中には寝てる人も何人かはいる。
退屈な授業だったりすることもあるがなれない環境で疲れもたまり、かつ班員と夜をふかして会話にいそしんだ結果ともいえる。
149 名前:匿名さん:2007/08/15 05:03
・参加者高校について
やはり全国から来ている。北は北海道、南は沖縄は事実である。
それなりに優秀な学校からの参加者も多いが高校の偏差値的には60程度の学校でトップレベルの人というように自分で努力して勉強している生徒も多い。
ただ少し気になったのは優秀な高校といっても最難関の高校からの参加者はほとんどみられないということ。
たとえば麻布や開成、灘などからの参加者は見なかった(ひとり東大寺学園がいたが)この点はすこし腑に落ちない。
ほかに箱根セミナーよりハイレベルな何かがあり、そっちにはいる、などと言うことはないだろうがまぁココは謎なところである。

・高2、高3の人数比
高2が圧倒的に多く高3はその3分の1くらい。やはり各々の勉強の忙しくなるこの時期に合宿にいく高3生は少数派のようだ。
ここから見ても高2の募集は早期申し込みをしたほうがよい。逆に高3は募集人数の半分にも満たないため余裕がカナリある。
・リーダーについて
合宿の上で基本的にすべての管理をしている。皆有名大学の学生である。
だいたい東大、京大、早慶だと考えてもらっていいと思う。
リーダーたち自身も箱根セミナーを体験した人たちで自分達が味わった感動を伝えに箱根の山に舞い戻った。初め、緊張している参加者に積極的に声をかけてきてくれたりして参加者が箱根を満喫できるように取り計らっている。

・開校ガイダンス、閉校ガイダンス
前者は特に書くことはない。リーダーの紹介や箱根での過ごし方(つまり上記のことなどの詳細説明)。
重要なのは後者のほうでリーダーごとに今回の感想を全員にむけて&自分の班員に向けていう。
ここでリーダーが泣き出し、
それに生徒がもらい泣きしたりして感動的な(?)場面となる。講師のひともこれに出ないと箱根にきた意味がないと豪語するほど重要な行事。


とりあえずまとめてみたがこんな感じで・・・。質問等があればどしどしどうぞ。
今回のは情報を提供したいだけなので色々な掲示板などに張っていただいてもまったくかまいません。むしろそうすることで
この合宿の全貌をできるだけ多くの人につたえたいですからね。

今度また個人的にこの合宿の評価を書いたものを書きまが今日のところはこの辺で。
最後にここまでの長文になってしまったこと、一度メモ帳で下書きしたので改行がめちゃくちゃで
カナリ見づらくなってしまったこと、誤ります。

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