NO.10385910
早大英文科のオレ様が英語の質問に答えるスレ
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133 名前:128:2005/10/30 07:54
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in order to ~は目的のみを表し、その目的を達成する方法/手段を問題にしません。
従って、S + V in order to ~では、Vは目的を達成するための直接的手段でなくても構いません。
だからこそVを修飾しない文副詞の In order to ~, S + V で使うことができ、
Vと~は同じ動作主でなくても構わないので、in order for S' to ~ が可能です。
so as to ~は目的よりもその目的を達成するための方法/手段を問題にしています。
従って、so as to ~は述部動詞修飾で用い、S + V so as to ~の形式になり、
Vは目的を達成するための方法/手段を表していなければなりません。
その結果、文頭に置いて文副詞として使うことが出来ないだけでなく、
Vと~が同一の動作主でなければならない統一性が求められることになります。
更に、S + V in order to ~でVが目的達成のためのプロセスしか表していない場合、
so as to に交換できなせん。
I bought a second car (in order) for my son to learn to drive. (LEG)
逆に、S + V so as to ~で、~が目的を表さず、Vするための方法/やり方のみを
表している場合、in order to を用いることは出来ません。
e.g. I shut the door quietly, so as not to wake the baby. (LEG)
Longman Language Activator (1st edition, 1993) のp.1428も
あわせて参照して下さい。