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講師の短所と長所
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46 名前:匿名さん:2004/08/06 14:27
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西先生は大変バランスの良い講師です。
知識~技術まで幅広くまた抜け目なくしっかりした授業を組み立てる能力のある講師です。
それは彼の「これからスタート」「オールラウンド」や『基本はここだ!』が初学生から
東大受験生まで幅広く支持されているのが、何よりものがたっています。
基本的に見た目以上に(?)ハデさのない授業ですが、基本をきちんと理解することが
実は難問を解く秘訣であるというひとつの真理が1年間受講したあとに実感できるはずです。
その最たるものはやはり英作文でしょう。彼の英作文、特に自由英作は型によるものではなく、
コミュニケーション手段としての英語表現です。そのため、文法知識を頼りに書いたのに通じない、
という立場とはま逆の英語を発信するということについて、つまり知識量ではなく知識の質で勝負するという、
芸術的かつマネのしやすい技術を教授します。
知識をきちんと使うということで、条件作文、文整序もアカデミックに解答しますし、
また長文も論理的に誰でも納得のできる読解を展開します。そういった意味でまさにオールラウンドな講師であると言えます。
しかしやはり良くも悪くも天才肌過ぎるというのが最大の欠点です。本人も「線引きができない」ともらすように、
文法をきっちり理解させるために深みにはまり、フィーリングに頼ることがしばしばあります。時制、前置詞等、この傾向が顕著です。
また受験英語でそこまで回りくどい知識が必要かというのは難しい問題でしょう。
さらに読解の方法に比べ解法について(特に長文では)ほとんどウェイトを置いていません。そのため、短期間での劇的な得点の向上はあまり望めません。
また高圧的な態度や鳥の話をすると目の輝きが変る等、人によっては耐えられないということもあるでしょう。
また軽井沢在住等、ノルマはこなすが必要以上に予備校講師業に深入りしないというスタンスが引っかかるという人もいるでしょう。
とはいえやはりバランスの良さ、各ジャンルのレベルの高さ、懐の深さでは代ゼミナンバー1です。
ということで、どのレベルの受験生にとっても、授業スタイルが合うなら◎です。