NO.10451311
八柏>土屋
-
20 名前:匿名さん:2005/11/09 13:25
-
《誰でもわかる八柏龍紀のウソ入門》
6年前東京大学に合格した教え子たちが自主ゼミ(勉強会)を開設する際に、
八柏を「ゲスト」として呼ぶことを提案し、学生が教務に申請して
八柏には一週間に一度の「東京大学駒場キャンパス構内立ち入り許可」が出た。
この「自主ゼミ」は東京大学の学生が運営するものであり、八柏はあくまでも
部外者である。そして「自主ゼミ」とは東京大学の教育とは何の関係もない範囲で
学生が5限以降の講義に使用されていない教室を借りて行う、サークルや部活動
の一種である。新人会(名義は学生自治会)の自主ゼミ以外にもこのような学生の
勉強会は多数存在し、環境保護運動の活動家を招いたゼミや現役のIT企業社員を
講師として呼んだものもあれば、学生だけで集まって本を読んでいるもの、先輩の
大学院生が自分で教材を作って後輩に講義をしているものなどもある。設置許可は
ごく簡単に下るものである。
ところが八柏が予備校で「自分は東京大学で教えています」と言い出した。
八柏は「東大の授業」をしているのではない。東大の「空き教室を利用した、学生
の自主的な勉強会に参加させてもらっている」のである。
本人の著書にも「東京大学駒場キャンパスで自主ゼミをおこなう」と書いてある。
自主ゼミを行っているのは八柏ではない。東大の学生が運営主体となって行う
自主ゼミにゲスト講師として招かれているだけである。
もちろん、自分が「東大の教師である」と明言したことは一度もない。だがもちろん
確信犯で他人を騙そうと思ってやっているのは明らかである。東大の講師とでも
勘違いしてもらえれば予備校内での権威の上昇につながり、自身の東大対策講座の
生徒集めにも役立つからだ。
そして、事情を知らない代ゼミ職員や理事長もこれでみんな騙している。
ややこしいことに、東大には「全学自由ゼミナール」という、駒場の教務委員会
主催で単位認定のない「ゼミ」が存在する。各方面から講師を招き寄せて、旧来の
大学教育の枠組みに捉われずに自由に教育をしてもらおうというもので、
過去に立花隆や堺屋太一、野口悠紀男、などが出講している。
八柏の虚言に惑わされていた過去の教え子たちはおそらくこれと勘違いしていたのでは
ないかと思われる。残念ながらこちらの審査基準は厳しく、八柏が講師として採用
される可能性はない。本人はそれを望んでいるのかもしれないが。