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英語の渡邊篤先生!

203 名前:名無しさんを押してくれる風がある:2005/08/01 05:40
シリーズ・「渡邊篤の”英米人の頭の中にある本当の英文法”」に異議を唱える・その?

時・条件を表す副詞節中にあらわれる未来代用の現在形について、彼は説明する。
「副詞節中の出来事が英米人の頭の中では現実のように感じられるときに、
現実を表す現在形を使う」だそうだ。くしくも大西泰斗らも同じようなことを言っているが
(ネタ元?)これもあやしい。歴史的に見れば、このような副詞節中の動作は、実現される
かどうか「アテにならない」ので、もともとは原形不定詞が使われた(仮定法現在)。
それが現在形にとって変わられ(当時は現在形は未来形も兼ねていた)、やがて未来に関しては
willやshallが用いられるようになっても、副詞節の場合は主節との関係によって「いつの話か」
は明らかなのでそのまま現在形が残された、ということになる。つまり、たんなる古い文法の
名残であって、渡邉氏の言うような事実はありそうにないどころか、「現実と見なす」と
「アテにならない」では話が全く逆である。もちろん現在形が、確実な未来を表すものとして
用いられることはある(近接未来)が、この場合に当てはめるのは拡大解釈というものである。

渡邉氏が何を根拠に上記のようなことを言うのか理解に苦しむ。ちゃんとした「英米人」の
書いた本に示されているなら、ぜひ読んでみたいものだ。そういう典拠もなしに、ただ
「ノンネイティブスピーカーの直観」で言っているとすればこれほど無責任な話もない。
「これが神の思し召しです」と勝手に言い張る新興宗教の(以下略)

本人・信者の反論を待つ。また、事実誤認があれば指摘されたい。続く。
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