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【有名私立】聖心、雙葉、白百合について語ろう
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83 名前:匿名さん:2007/01/08 20:55
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ユダヤ教からキリスト教、イスラム教と続く一神教の教えについて日本人は安易に考えていないでしょうか?
現在この中で最も信徒の多いキリスト教徒も日本の人口の1%程度といわれていますが、安土桃山時代から江戸初期においては西日本を中心に人口の約10%を占めていたといわれています。
特に三宗教に共通して引き継がれている宗教感に終末観があります。
「信ずるものは救われる」・・・この言葉に代表されるように『最後の審判』に備え日々の生活を送る。
全ての教えの基本をなすものといっても過言ではないでしょう。
ここに、一種の選民思想が潜んでいるといわざるを得ません。
一神教の他者への非寛容さを無視して現代社会の国際情勢を語ることは出来ません。
宗教を考える際には一神教の問題を抜きに考えるのは非現実的ではないでしょうか・
最後の審判(さいごのしんぱん)
「世界の終末においてメシアが出現し、死者をよみがえらせて裁きを行い、永遠の生命を与えられる者と地獄へ墜ちる者とに分ける、という思想をいう。
これはユダヤ教からキリスト教・イスラム教に引き継がれ、これら3つの宗教において重要な教義となっている。
元々はゾロアスター教の教義から来たものと言われる。」
(出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E5%AF%A9%E5%88%A4)
現代社会について宗教国家なんてイスラム圏の特殊なことと考えがちですが決してそのようなことはありません。
最近NHKをお辞めになった池上彰さん(子供ニュースでお世話になった方も多いかと思います)の近著『そうだったのか!アメリカ』(2005年ホーム社)などをお読みいただくのもいいかと思います。
また、多神教国家であったローマがキリスト教によってローマでなくなっていく悲痛な叫びを塩野七生さんは『ローマ人の物語壱 ??~??』(2003年~2005年)で述べておいでです。
また、最近の研究では『島原の乱』は農民の圧制に対する反乱ではなくて『宗教戦争』であったという見方も有力になっています。実際、騒乱時という特殊事情下にあるとはいえ、キリスト教徒による非キリスト教徒の虐殺行為の記録もあります。
決して日本も例外とは言い切れないと思います。