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【異論・反論】内申制度の是非を問う【オブジェクション】
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65 名前:匿名さん:2006/01/16 09:37
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内申重視する制度を都立トップ高校は支持していますが
123 名前:ひかり ◆9g.WpyZs [2005/10/29(土) 19:08 ID:4HO/FmZI]
公立トップ校は内申点の絶対評価をどう捉えているのか、
都立トップ高校の例で考えてみましょう。
まず、都立日比谷高校から。
(日比谷高校HP:http://www.hibiya-h.metro.tokyo.jp/)
日比谷高校は、都教育委員会から、世間の公立マンセーさんから
大学進学実績を向上させるよう、執拗に要求されています。
それを受け、入試に関しても、学力の高い生徒を確保しようと、
先駆けて学校独自入試を行うなど、意欲的な改革を示しています。
ところで、推薦入試というのは、内申書を重視するわけですが、
このスレによれば、内申書は、教師の恣意的な評価が加味されてしまい、
学力の有無の判断には適しないため、
学力の高い生徒を確保するには、望ましくない制度であるとされます。
大学進学実績を重視するなら、推薦入試枠を少しでも減らし、
難しい独自入試で、入学者を集めるべきだということになりそうです。
しかしながら、日比谷高校は、学力試験を行わない推薦入試枠を定員の2割確保しています。
(http://www.hibiya-h.metro.tokyo.jp/html/Senbatsu1.htm)
都立高校としては最低限、推薦枠を定員の1割確保すればよいことになっていますし、
内申書と学校側の個別試験の比率を自由に決めることもできます。
にもかかわらず、日比谷高校は、=あえて=推薦枠に定員の2割を割り当て、
それも、面接試験しか課さずに内申書を極端に重視する入試制度とするのでしょうか。
次に、国立高校。
(国立高校HP:http://www.kunitachi-h.metro.tokyo.jp/)
国立高校は、=さすがに=、内申書を重視しすぎる制度は採用していません。
とはいえ、2006年入試においては、=あえて=推薦枠を去年より増やしています。
この2校の例からもわかるように、高校側の意向としても、
絶対評価である内申評価を重視して選抜をすることを、否定的に考えてはいないようです。
おそらく、学校側は、入学後に裏づけ調査を行い、
『内申評価を重視しての入試を行っても、学力層の高い生徒を確保している』ことを、
十分に確認できているものと考えられます。
絶対評価による内申評価は、学力の指標になりえないというのは、
案外と、マスコミあたりの煽動にひっかかっているのかもしれません。