NO.10391816
世界最高水準の大学づくりプログラム-国公私「トップ30」-
-
4 名前:選抜性を確保できる大学は30~50校:2006/07/30 08:25
-
>>3は 早稲田と慶應はどっちがいいか?
上智は偏差値で言えば早慶クラスである。理工系がやや弱いものの、少なくとも文系は早慶並みだ。イエズス会経営の同大学は旧制大学ではあるが、伸びたのは戦後。
また、学部数は多いものの、各学部の募集人員が国立大学並みに少ない。これが偏差値急進の原因でもある。ただし、早慶に比べてOBが少ないこと、全国的知名度がまだ早慶には遠く及ばないことなどの弱点もある。
女子で人文系志望者であれば、学部一括募集で成績によっては希望する専攻に行けない早慶より、上智だろう。法、経済も歴史では早慶に及ばないがそこそこの実績はある。
一方、上智と比較されることの多いICUは、他大学とは別世界。東大とICUにしかない教養学部では学問・国籍の枠を超えた学びができる。キャンパス内には学生寮や教師の家もあり、アメリカのリベラル・アーツ・カレッジ以上にアメリカっぽい。
文系とくに人文科学系なら十分慶應を上回り、早稲田・上智とは大学との相性だろう。
青学は女子教育・初等教育に明治初期からの伝統がある。それが現在でも女子のレベルの高さにつながっている。また、初等部は慶應・学習院と並ぶ御三家として人気が高い。
中等教育も、マーチレベルの中では、女子のレベルが高いこともあってやや抜けている。肝心の大学も、東大→青学という流れからできた国際政経の教育・研究の質は高く、伝統の文学部とともに看板。
民間企業への就職も、明治・中央、もちろん法政などよりは随分いい。音楽系サークルや広告など青学ならではの学生文化も。あまりにも有名なサザンや、小西康陽、ラブ・サイケデリコなどを輩出。尾崎豊も高等部中退だ(いいのか、悪いのか微妙だが)。
渋谷キャンパスも、秋やクリスマスツリーの点火祭の時期などはいいムードだ。明治や法政のような「アメリカ帝国主義打倒」的な立て看板がないのがいいのか、悪いのかはそれぞれの判断。厚木から相模原へのキャンパス移転で、文系の1・2年次の不便さもやや緩和される。
立教は「東京六大学」唯一のキリスト教系。観光学部は他大学の観光関連学科の雛形となった。社会学系がコミュニティ福祉も含めれば三学部あることも特徴。文学部はまずまず。理系は工学系学科がないのが辛い。
また、法学部や経済学部は、マーチの他大学に比べると中途半端な感じだ。総じて、上智・青学・立教は学生の層がいい意味でも悪い意味でも「坊ちゃん」気質。とくに青学・立教はそうだ。