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暗小説

14 名前:匿名さん:2005/09/23 19:58
世界的に有名なサッカー選手のベッカムが銀行に来た。
「すいません。預金を少し下ろしたいんですが」
「はい。ところで、業務規定でございますので身分証を拝見させていただきます」
ベッカムは証明書の類を持ってきていなかったので、はたと困った。
「さようですか、ではベッカム様、これぞベッカム様と思わせるようなことをひとつ私の目の前でやって頂けないでしょうか?」
それはお安いご用と、ベッカムはサッカーボールを借りて見事な足技を披露した。
「失礼致しました。まさしくあなたはベッカム様です。さあ、どうぞ」
ベッカムと入れ違いに、ブッシュ大統領がやってきた。預金を下ろしたいがやはり証明証を持っていないという。係員はベッカムの時と同様、代りに何かできないかと頼んだ。
「それが、私は何もできないんだ」
「何もお出来にならないのですか?」
「恥ずかしいが、本当に何も」
「本当でございますか?」
「本当なんだ、まったくの能なしなんだ」
係員は突如立ちあがると言った。

「失礼致しました。まさしくあなたはブッシュ大統領です。さ、おいくらご入用で?」
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