NO.10393134
言語と心理の関係
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108 名前:1:2005/01/10 05:01
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故T氏という人は知らない。
その前の故T氏の評判はこうだ。AQUAALBAの入門書はよくできていない。
その後、別のところから出された誰かの入門書のほうがはるかに優れている。
日本語ができない。○○デラの訳書は、出版社の人に徹底的に訳文を添削
してもらった。前にも述べたが、古典語がよく読めず、院言語学科から
波紋されたので、権力主義者になった。辞書を作れなかった。というのは、
望んで学長になったから。小学館の大独和の最高責任者は、学長にという
申し入れを固辞(=辞職)して、毎日、新聞雑誌を読み、新語をノートに
書きとめた。その成果が、大独和の第2版。
Beeの本を読んで、頭が混乱してきた。自分が読んだ考古学やシン化生物学や
人類学などの本と照らし合わせて、詳細な年表を作成する必要があると
感じた。Beeは、従来通りの、黒海北の南露ステップ地帯起源地説。
語の借用というのは、多様な時代で多様な理由から生じる。従来通りの、
「ブナ・海・鮭」の対応からの推測はやめたほうがよい。
しかし、「銅」の鋳造法を知っていた事には承服。銅の鉱床は限定される。
印欧語の特徴であるbe動詞の連辞システムは、なぜ開発されたのだろう?
俺はやはり、「根源」の問題に多大な関心をもつ。
人は生まれ、他者とコミュニケートし、食べ、排泄し、生殖し、歌い、死ぬ。
この単純な事実から、どれだけのことが帰納できるか? 例えば、
食べる→何を?→その食物資源の獲得法は?→その方法はどのように伝播?
死ぬ→死体はどうした?→埋葬の方式は?→それの背景となった宗教観は?
歌う→何を? どのように?→リズムは?→詩の構成法則は?
が、色々な人々が色々な意見を述べていて、難しい。
が、ナソナソを解くことが、カクモンだと思っている。
Frau 14は、どうしたのかな?