NO.10418992
Cocco
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27 名前:匿名さん:2004/04/17 13:09
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ラプンツェルを聞きなおしてみた。
奇を衒ったわけではない表面的には日常のありふれた思いを詩にしているが、どこかエキセントリックな思いが隠されている。
中国や日本やアメリカに籠絡されてきた怨念とエキゾチックな風土とによる沖縄特有の呪的世界のインスピレーションが、この人の本質ではないのか。
なお、「噂の真相」誌によれば、浜崎あゆみはCocco の詩をパクっていたらしい。(「絶望」ということをキー・ワードにしていた頃の時期だと思うが。)
もっとも、浜崎あゆみにゴースト・ライターがいるというのは周知の事実なので、浜崎あゆみのゴースト・ライターがパクっていたと言った方がいいのかもしれないが。
商業主義を目指して沖縄色を脱臭した安室やSPEEDといったアーティストが売れなくなっているのに対して、沖縄の呪的世界に拘っているCocco が浜崎あゆみを経由して”売れている”というのはやや皮肉な気がする。
まあ、Cocco の熱心なファンにはこれからもならないと思うが、コマーシャリズムに踊らされていないところは好きである。