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国語の質問はこちらへ

0 名前:伊佐坂難物:2004/06/28 10:52
国語の質問をわかる範囲でお答えします。どの参考書がお勧めです
かっていう質問ではなく、問題に対する質問ということでお願いし
ます。
264 名前:名無しさん:2005/08/09 14:16
慶應を志望しているのですが、現在C判定なのですが、英社はどうにかなるにしても、やはり小論文が心配です。
対策もほとんどしていません。
具体的に典型的な小論文の書き方を軽く教えていただけないでしょうか。
265 名前:はじめまして:2005/08/10 01:43
現代文の力が安定しません。難しい問題を満点近くとれるときもあります。
逆にそこそこ易しい問題にやられたりします。
模試でいえば偏差値65または52まで上下します。
予備校の先生が現代文はあたえられた文章にたいしてどのような自分の考えをもつのかが大事だといってました。
(もちろん解答に自分の考えを書けというわけではございません)
266 名前:伊佐坂難物:2005/08/10 13:44
 お手軽にということであるなら、書店へ行って小論文のコーナーを見れ
ば多くの書籍が目につくはずです。一番多い筆者は樋口さんということに
なるでしょうか。確か樋口さんにはそのものずばりの慶應対策の本があっ
たように記憶しています。
 でも、それを真似してもダメでしょう。なぜなら、その本を読んだ人の
多くがもし真似て書いていたなら、差が出ないからです。もし差が出なく
ていいということであれば、どうぞそちらをお読み下さい。また、河合出
版からも慶應対策の問題集?が出ていたように思います。

 287の名無しさんのも、勉強相談であって質問ではないのですよ。それ
にちょっと調べればすぐわかることは自分でおやりになるべきです。そう
でなければ小論文で勝つことはできないでしょう。
 
267 名前:伊佐坂難物:2005/08/10 13:47
 どちらの予備校の先生がそのようにおっしゃっていたのでしょうか?

 個人的には、また多くの先生がそうだと信じていますが、現代文は与
えられた文章で、筆者がどのように言っていると出題者が読み取ったか
が大事だと思います。(このことは以前にどこかで述べてあります)
268 名前:287:2005/08/10 13:49
>>伊佐坂先生
参考書ではなく小論文について軽く講義していただけませんか?
269 名前:名無しさん:2005/08/11 15:15
文節の分け方に関して質問です。
自立語から次の自立語までをさす、という事や、
ネを入れて区切るということも分かっているのですが、
「動き回る」
の場合は、二つの文節になるのでしょうか?一つの文節なのでしょうか?

このような動詞の文節の分け方に何か、コツはあるでしょうか?
270 名前:伊佐坂難物:2005/08/11 22:51
 口語文法はふだん扱ってないので、忘れかけてて不安ですが、2文節
でよいと思います。1文節とする場合は、複合動詞として見るのでしょ
うが、確か複合動詞という形のものは1語としなかったように記憶して
います。
 文語文法の場合は、複合動詞は複合動詞として認識しないと、意味が
とりづらい場合もありますので、複合動詞という視点は必要です。
271 名前:伊佐坂難物:2005/08/11 22:56
 補足です。
 学校で習っている文法は、学校文法とでも呼ぶべきもので、普遍的な
ものではありません。いくつか学説があるうちの一つをさらに簡略(ち
ょっと表現がうまくないかもしれません)にしたものです。例えば、学
校文法では、形容動詞を一つの品詞として認めますが、形容動詞は名詞
+「だ」(古典の場合は名詞+「なり」もしくは「たり」)だとしてい
て品詞として認めていない学説もあります。
 292さんはおそらく中学生だと思うのですが、口語文法は文語文法を学
ぶ上での橋渡しであり、確かに文節という考えは大事なのですが、こだわ
りすぎるのもどうかと個人的には思います。
272 名前:なな:2005/08/12 01:51
評論はどうやって勉強したら良いでしょうか?
どうしても評論が足を引っ張ってしまいます。
273 名前:伊佐坂難物:2005/08/12 07:54
 小論文は講義を聴いたから書けるようになるのではなく、書いたのを
添削(さらには面接)してもらえるから書けるようになるのです。身近
な方で、添削を引き受けてくれる方に頼むのが一番です。
274 名前:伊佐坂難物:2005/08/12 08:01
 知の枠組み(とでも言えばいいのでしょうか)を知っていた方が、本
文の執筆者に向き合いやすくなるのは事実ですが、絶対的に知らなけれ
ばだめ、ということでもないように思います。
 要はこの執筆者は何を言いたいのかが、本文構造からつかめればいい
からです。読み慣れるというのもあるかもしれませんが、構造のしっか
りしたもので要約練習などをするといいかもしれません。この頃の私の
お気に入りはZ会の「現代文キーワード読解」です。この右ページに本
文があり、その下に要約があるのですが、そういうものを利用するとよ
いと思います。
275 名前:名無しさん:2005/08/13 08:10
パラダイムという表現の意味について教えてください。
276 名前:名無しさん:2005/08/13 11:02
逆説
277 名前:名無しさん:2005/08/13 11:11
文系なのに現文・古文が点数とれません。今問題集で数をこなしているのですが、
残り5ヶ月で成績上がるでしょうか?不安です・・・
278 名前:伊佐坂難物:2005/08/13 12:31
 どういう風にやっているのか、ということです。量的なものも必要な
のですが、肝心なのは質ですから。


 逆説というのは298に対する回答でしょうか?
 逆説はパラドックスですが……。


 まずは辞書等で確認してください。

 しつこいようですが、まずは自分でやれるところまでやらなければ、
本当の力はつかないですよ。それでもわからなければ、質問するので
す。その際、「自分としてはこういう意味なのかもしれないと思うの
だが、でもこの文章の中ではどうも違うようだ、どう考えればいいの
か」、こんな感じの質問になるはずです。
 質問の質(内容)によって、その人が真剣に悩んでいるのかどうか
がわかると言うことです。一問一答のような質問には答えたくありま
せんので、他のスレッドをご利用下さい。
279 名前:名無しさん:2005/08/13 13:00
300です。【現文】夏期講習で先生に言われたように対比、類比などをつかみながら
問題を解いているのですが、いまひとつ自分の答えにこれだ!という自信がありません。
まだやり始めたばっかりだからでしょうか?
    【古文】落ち着いてやればわかるのですが、時間を計ってやると意味が
なかなか取れなくて、点数に結び着きません。
読解に必要なのはやはり単語と文法の確実性なのでしょうか?
280 名前:三河屋三平 :2005/08/13 16:00
突然割り込んできてすきません。板を見て興味をそそられた、某予備校講師です。
現代文・古文・小論と、的確なアドバイスをなさるので、伊佐坂先生は、かなり
博学な先生だとお見受けいたします。伊佐坂先生はどこぞやの高校の先生でいらっ
しゃいますか? あるいは予備校関係者? お邪魔でない程度に、拝見させて
頂いております。
281 名前:伊佐坂難物:2005/08/14 12:13
三平さんとは渋いところをついてきましたねぇ。(今は同じサブちゃ
んでも、三郎さんですものね)
 三平さんが某予備校講師であるなら、そうですねぇ、某高校教師とで
もしておきましょうか。でも、私はあくまでも伊佐坂難物、小説家です
よ。
282 名前:伊佐坂難物:2005/08/14 12:42
【現文】やり始めたばかりというよりも、まだ本当には理解していない
からかと思われます。その‘対比’もしくは‘類比’は、一文同士で表
現されてますか? 「なんとなくこうかな」、ではだめですよ。きちん
と文構造で把握できてないと。それから指示語等は確実に内容をつかん
でいるでしょうか?

【古文】全文の意味がわかるのがベストですが、センター試験の場合等
は全文を完全に理解していなくても答えは選べます。ですから、この辺
は302=300の名無しさんが、何を目的(目標)にしているのかで、やり
方は変わってくるでしょう。ただ、傍線部解釈で必要な力は確実な文法
力とある程度の単語力であることは確かです。(つまり、出題者はその
傍線部に含まれている助動詞もしくは助詞の用法がわかっているか、あ
るいは重要な単語を理解しているかを試しているのではないかと考えら
れるということです)
283 名前:浪人一年生:2005/08/14 15:41
>>伊佐坂先生
神奈川県の公立高校で教えてるなんて事はないですよね??
伊佐坂先生に似た口調の方に習っていたもので…
もちろんこのレスは無視して下さって結構です。
284 名前:伊佐坂難物:2005/08/15 07:48
 残念ながら、と言えばいいのかな、神奈川県ではありません。
285 名前:名無しさん:2005/08/15 12:51
>>伊佐坂先生
残念…
286 名前:ポップコーン:2005/08/16 04:09
今昔物語集の中で、どうしても訳が出来ない和歌があったので、分かる人いたら、ぜひ教えてください。
第30巻12話の、「鹿の歌」からの和歌なんですが、
「これぞしかなきてぞ君に恋ひられし今こそこゑをよそにのみきけ」
という和歌です。今こそ~きけが、係り結びになっていることは分かるんですけど…。
287 名前:名無しさん:2005/08/16 09:14
302(300)です。毎回アドバイス有難うございます。
私は世間で言われている 難関私立文系 を目指しています。
センターでも、本試験でも国語は必ずいるということで困ってこうやって質問させてもらっています。
伊佐坂先生のアドバイスを通して現代文を一問じっくりとやってみたのですが、
対比、類比やしたがって・・・、つまり・・・ などは重要で後に線を引くことはできるのですが、
線を引くだけでやはり要点がまとめられず、的確な解答に結びつかない自分がいます。
こういった場合練習あるのみなのでしょうか?
なんとかして3ヶ月くらいで成果を出したいのですが・・・
288 名前:伊佐坂難物:2005/08/16 11:31
 話の中に出て来る和歌なので出典を確認しましたが、「これぞしか」
ではなく、「われもしか」ですね。
 さて、和歌の問題はまず句切れを確認することから始めます。という
ことで、まず5・7・5・7・7に区切ってみます。
 われもしか/なきてぞ君に/恋られし
     /今こそこゑを/よそにのみきけ
ポップコーンさんは「今こそ~きけ」には気づいたようですが、この歌
ではもう一箇所係り結びが成立していますね。「ぞ~し」です。「し」
は過去助動詞「き」の連体形です。ここで係り結びが成立していること
がつかめれば、この歌は3句切れであり、上の句が昔のことを詠んでい
て(過去助動詞「き」により明らか)、下の句が今のことであるから、
上の句と下の句とで対比関係にあることがわかります。また、この歌は
倒置していると考えるとどうなるでしょう。「今こそこゑをよそにのみ
きけ、われもしかなきてぞ君に恋られし。」となり、「こそ~きけ」は
逆接用法で使われている(対比されているのだから当然そうなる)こと
がはっきりします。歌の解釈は倒置されていても上から順にいきますか
ら、
  私も、この鹿が鳴いているように(「しか」がひらがな表記になっ
  ているのは掛詞として機能しているからと思われる。「然か」と「
  鹿」)、あなたに恋されていました。今はその声を外で聞くだけで
  すが……。
のようになるのではないでしょうか。
289 名前:伊佐坂難物:2005/08/16 11:38
 やり方が間違っているのかもしれませんね。言い方が悪いかな。えー
と、言うなれば「木を見て森を見ず」の状態に近いのではないでしょう
か。枝葉末節にとらわれていて、本筋を見落としているのではないでし
ょうか。対比や類比、分析や抽象という考え方も大切ではありますが、
基本は主語・述語の関係をしっかりとらえ、接続詞などを参考にして、
文のつながりをとらえることにあります。評論の場合、各形式段落ごと
に中心文をとらえるやり方は、慣れないと手間はかかりますが、確実な
方法です。そうした形式段落ごとの中心文を比較したとき、対比や類似、
分析や抽象というその上の枠組みが必要になると思います。
290 名前:ポップコーン:2005/08/16 12:21
伊佐坂難物さん、ありがとうございます。しかし、「今はその声を外で聞くだけですが…」
の部分の解釈なのですが、主語は何で、「その声」の「その」は何を指しているのですが?
僕は「今はその声(=男)を(「わたし」は)外で聞くだけです。」と解釈したのですが、いかがでしょうか?
大変参考になりました。ありがとうございました。
291 名前:伊佐坂難物:2005/08/16 12:46
 和歌というものは、基本的に心情吐露でないでしょうか。つまり。そ
の時その時の自分の気持ちを表明する手立てであったと思われます。こ
こでも、主語は私(原文に戻るならば、元の妻のこと)であり、「恋し
いよ」「好きだよ」と鳴く牡鹿のように、かつて求愛していたのは男(
=旦那)であると思われます。その男が新しい妻をめとり、その女に対
してばかり、「好きだよ」とささやく(のは悲しい)という歌ではない
でしょうか。
292 名前:ポップコーン:2005/08/16 13:30
なるほど、牡鹿が鳴く=求愛する ことから、
昔は自分(=元の妻)に求愛してくれたのに、今ではその求愛する声を
外(=新しい妻)の所から聞くだけですが…(家が隣同士だから)という
訳となるのですね。授業で取り扱っている教材で、明日、その部分に入るので
予習をしておきたくて。
293 名前:受験生。:2005/08/16 14:52
310です。たびたびすみません。伊佐坂先生のアドバイスのおかげで、自分に足りないところがわかり、今現代文に対する意欲が高まっています。
しかし、もう一つ教えて頂きたいことがあるんです・・・
古文の文法の識別がさっぱりなんです。参考書を読んでも現代文と同様『なんとなく』の理解なんです。
そこで、一番わからない『る・れ』の識別を教え頂けないでしょうか?
宜しくお願いします。
294 名前:伊佐坂難物:2005/08/17 11:17
 「る」「れ」の識別のどこがわからないのでしょうか。基本的には上
接語(最初は上接の音)を確認すればいいですよね。それで完了「り」
の活用形か受身「る」の活用形かがわかります。あとは受身なのか自発
なのか可能なのか尊敬なのか、の識別になりますが、多くの文法書に書
いてあるとおりの見分け方でいいんじゃないでしょうか。
295 名前:受験生:2005/08/17 12:39
(る)でも4つの見分け方で識別してもうまくいかないとき(主語
が高貴な人、打消し表現がある、受身の対象がある、知覚動詞が上にある)
が無かった場合はどうしたらよいのでしょうか?
296 名前:ゆい:2005/08/17 14:32
意見文ってどういうフウに書けばいいですか?
297 名前:受験生。:2005/08/17 14:42
316です。文法書を読んである程度理解したのですが、
・女は、ものもおぼえられで、嘆きけり。 
・家居にこそ、ことざまはおしはからるれ。
・僧たち、祈りこころみられよ。
という文の『られ(るれ)』の識別は文脈判断しかないのでしょうか。
文法書の載っていた識別法ではわかりませんでした。
お願いします。
298 名前:伊佐坂難物:2005/08/18 09:10
 ・女は、ものもおぼえられで、嘆きけり。 
「られ」の下接語「で」は打消接続の接続助詞なので、この「られ」は可能
と考えてよいでしょう。

 ・家居にこそ、ことざまはおしはからるれ。
「らるれ」の上接語「おしはかる」は心の動きを表す語(知覚心情動詞)で
すから、自発と考えてよいでしょう。

 ・僧たち、祈りこころみられよ。
「僧」は敬意に値する人としてとらえられますから、この「られよ」は尊敬
と考えてよいでしょう。

って、文法書の通りでしょ。
299 名前:名無しさん:2005/08/18 14:35
先生ありがとうございます。
『で』が打消しを表すことや、『おしはかる』という心情語、『僧』が敬意の対象になっていることに気付いていませんでした。
まだまだ勉強が足りてないですよね。
21日に河合のマーク模試があるんですが、模試に向けて今から勉強するとしたらやはり文法でしょうか?
いつも国語で偏差値が下がるので、今回はどうにかして食い止めたいのですが・・・
300 名前:伊佐坂難物:2005/08/18 22:51
 21日の模試まで、もう日がないですよね。焦りは禁物なので、短時間
で確認が出来る、漢文の句形をもう一度おさらいするとか、問題集で間
違った部分を再確認するとか、がよろしいんじゃないでしょうか。

 これから遠出をしますので、しばらく2~3日お返事できません。
301 名前:名無しさん:2005/08/21 05:19
いにし年の秋、
『いにし』という言葉を品詞分解して下さい…
わからないのです…助けてください…
302 名前:名無しさん:2005/08/21 06:52
324サン☆ナ変動詞往ぬの連用形「いに」+過去の助動詞きの連体形「し」で過ぎ去ったじゃないですか?違ってたらごめんなさいm(__)m
303 名前:受験生。:2005/08/21 13:01
322です。先生いろいろありがとうございました。
先生のアドバイスで、今日のマーク模試(国語)前回より30点上がりました。
やればできるということを信じてこれからも頑張っていきます。
またわからないことが出てきたら、そのときは宜しくお願いします。
304 名前:伊佐坂難物:2005/08/21 14:07
 325さんの言う通りです。

 品詞分解は、“接続”という観点で見るのが楽で、確実かと思います。
この場合「秋」は名詞、「の」は格助詞(連体修飾格)、「年」は名詞
まではOKですよね。
 「いにし」の部分が問題になりますが、まず一単語かどうかはさてお
いて、「し」という部分から見ます。「し」が何かの活用形であるなら、
下接語が「年」という名詞なのですから、連体形でなければなりません。
しかし動詞の連体形は「i」音にはなりませんし、形容詞の連体形はi
音ではありますが、「き」です。したがって、この「し」は助動詞と考
えるべきです。(活用語でない場合、副助詞「し」という可能性もなく
はないのですが、副助詞「し」の場合は「し」を取っても文法的に破綻
しないのです。ここは「し」を取ってしまうと、「いに」が「年」を修
飾することになってしまいますから、上に述べたように該当しなくなっ
てしまいます)
 「し」という連体形を持つ助動詞は。過去助動詞「き」ですから、上
接語は連用形になっています。「いに」は覚えておかねばならない動詞、
ナ変動詞「往ぬ」の連用形です。
305 名前:伊佐坂難物:2005/08/21 14:13
 よかったですね。でも、厳しいことを言うようですが、それが確実に選べた
結果の30点アップでなければ、次に不安を残します。確実に選べたのであれ
ば、次回はもっととれるはずです。(個人的な意見としては、85%くらいま
でなら、やり方さえ間違わなければ、また言われたことをきちんと守れる方な
らば、いけると思っています)
 おそらく来月以降、ほぼ毎週のように模試を受けることになろうかと思いま
すが、必ず間違った箇所を確認してください。
306 名前:名無しさん:2005/08/21 15:20
さん
>>伊佐坂先生
詳しく説明してくれてありがとうございました!
307 名前:涼子:2005/08/22 06:52
家にても宮仕へ所にても、会はでありなむと思う人、(枕草子・二八)の訳がわかりません教えて下さい(__)お願いします。
308 名前:伊左坂難物:2005/08/22 08:42
いえいえ。では勉学のほうを頑張ってください^^
309 名前:伊佐坂難物:2005/08/22 10:29
 人になりすますのはどうかと思います。
310 名前:伊佐坂難物:2005/08/22 10:44
 前半(読点まで)をまず考えます。ここは「にて」が2回繰り返し
使われていて、しかもそれぞれに「も」がついていますから、この「
にて」は同じものと考えられます。さらに前半は、後半部分の条件を
示しているとも考えられますから、この「にて」は格助詞「にて」で
す。したがって、前半部分の現代語訳は「家でも宮仕えしている所で
も」となります。
 次に後半です。単語に分割すると、会は/で/あり/な/む/と/
思ふ/人、となります。(「なむ」の部分は、上接語が連用形ですか
ら、「な」と「む」の2単語に分割されます)
 「で」は打消接続、「む」は意志(下接語が「と」であり、続いて
「思ふ」が来ているのだから、「会はでありなむ」は心内表現です。
したがって、一人称であり、「む」の働きは意志となります)、そし
て「な」は強意でよいでしょうから、この部分の現代語訳は、「会わ
ないで(きっと)いようと思う人」となります。(「む」には希望の
意もありますから、「(きっと)会わないでいたい人」の方がわかり
やすいでしょうか)

 330さんはどこがわからなかったのでしょうか。それを明らかにして
くれた方が答えやすいですし、教えやすいです。 
311 名前:涼子:2005/08/22 10:58
伊佐坂先生ありがとうございます。わかりずらい質問の仕方ですいません。詳しい解説のおかげでわかりました。また質問答えて下さいね。
では失礼します。
312 名前:涼子:2005/08/22 14:02
往なむと思いて

は 

行ってしまおうと思って

という訳し方でいいのでしょうか?
313 名前:325です☆:2005/08/22 15:53
327の先生の説明がすごくわかりやすくて感動しました。品詞はただ暗記して使ってるから自分では分かったつもりになってたけど、人に説明するって本当に難しいですね(@_@)学校の先生でもこんなに親切に教えてくれないです。尊敬です☆



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