【ミルクカフェ掲示板TOPページ】   ■勉強質問掲示板掲示板に戻る■   最後のレス   1-   最新30  

NO.10386158

中2で東大目指しています☆

0 名前:ジョルジュ:2005/06/17 14:13
私は、神奈川県内のとある女子・中高一貫校に通っている中2です。
東大を今から目指しているのですが、どのような勉強をしたら良いのか教えてください。
得意科目は数学・理科・英語です。
理?がいいなと思っています。
順位は180人中30人に入っています。
点は80~90点くらいです。
東大に行くためなら、何がどうなっても勉強するつもりです。
おすすめの参考書(ちなみに英語はプログレスです)や、勉強時間のめやすなどを教えて頂ければ幸いです。
宜しくお願いいたします。
122 名前:匿名さん:2005/09/02 12:17
後期で入りたいです。
どうしたらよろしいでしょうか??
123 名前:匿名さん:2005/09/02 12:43
>>121
つttp://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/e01_08_j.html
124 名前:水男:2005/09/02 14:46
東大は進学振り分け制度ってのあって…入学後、前期課程は全員教養学部に入れられます。
後期で学部選択するときに
理?入学→理工学とか
理?入学→農学とか (医学)
理?入学→医学
に優先的に入れるってだけの話です。
06からは進振りも見直されて文系からも医学などにいけるそうです(まぁ医学は極一部でしょうが)
125 名前:匿名さん:2005/09/05 02:54
参考になると思います
http://school.milkcafe.net/test/read.cgi/koujyu/1121173630/1-8
126 名前:匿名さん:2005/09/06 10:29
参考にならねーじゃんばか!
127 名前:匿名さん:2005/09/06 12:28
>>123
後期洗眼すか。やっぱ前期の方が受かりやすいんでないか?
確かに後期の実質倍率は低くなるけど(前期合格者消えるから)、
後期は募集少ないからね。あ、ちなみに文理どっち?離散以外なら対策とか教えてあげようか??
128 名前:123:2005/09/07 09:27
文?志望です。
宜しくお願いいたします。
129 名前::2005/09/22 11:00
東大、というか、大学受験の時に役立つこと、
今から身につけておきたいことは何でしょうか?
いちいちノートにまとめたりしなくても、毎日机に向かうことでしょうか?
130 名前:匿名さん:2005/09/23 20:50
高々大学受験で学問をするという仰々しい構えをしなくていい。
大学受験は答えのある問題を答えさせる程度の問題。例え東大でも。
早い話、基礎を授業や簡単な問題集で覚えて、ひたすら難しい問題といてなさい。
131 名前:匿名さん:2005/09/24 01:06
ドラゴン桜読めば??
132 名前:匿名さん:2005/09/24 04:21
ドラゴン桜は信用しない方がいいと思うな・・・
133 名前:匿名さん:2005/09/25 07:54
ドラゴン桜でFA
134 名前:匿名さん:2005/09/25 07:55
みんな、ジョルジュでぐぐってみなよ・・・・・
135 名前:匿名さん:2005/09/28 08:13
ドラゴン桜は、賛成派と反対派分かれますよね。
人によって考え方はそれぞれだから当たり前のことです。
私は賛成派ですけどねw
136 名前:匿名さん:2005/09/30 08:58
>>0は湘南白百合中とみた
137 名前:ジョルジュ:2005/09/30 09:45
いいえ~違います!!!!!!
白百合ではありません!!!!!!
138 名前:匿名さん:2005/09/30 12:18
気になりますね。ジョルジュさんの通ってる学校♪
ちなみに自分の通ってる学校は
東大・京大への進学率が全国で5位以内です☆
139 名前:ジョルジュ:2005/09/30 12:25
私の学校は、慶應、早稲田ともに多いです。
東大は0か1か……
明治学院もとても多いんですよ。
140 名前:匿名さん:2005/10/04 09:36
あんまり高くないんですか?
141 名前:ジョルジュ:2005/10/04 09:55
中間あたりでしょうか。
昨年は芸大に5人はいりました。
音楽系の学校ではありませんけどね;;
142 名前:匿名さん:2005/10/06 14:36
ギター男キタ━━(゚∀゚)━━!!!
143 名前:匿名さん:2005/10/19 09:00
東大の合格者が一番多い予備校ってどこなんですか?
144 名前:匿名さん:2005/10/19 16:44
駿台?
145 名前:匿名さん:2005/10/20 04:37
駿台だろうね~
146 名前:みなこ:2005/10/22 07:36
私は高1で理系にすすもうと考えております。
学校で、進路相談が始まり、早々ですが志望校(大まかに)を聞かれます。
私は偏差値40程度なのですが、友達のお姉さんが偏差値20台の落ちこぼれから
東大に現役合格したのを知って、自分も東大に入りたいと願っております。
でも、まさか私が東大に行きたいなんて親や先生に言ったらバカにされそうですが、
頑張ってみようと思います。
私のような状態から東大現役合格するための勉強法などありますか?
日々の学習をどのようにやっていけばいいでしょうか?
147 名前:匿名さん:2005/10/23 08:56
>みなこ
まずは次の定期テストで学年トップレベル目指したらどうですか?
勉強法も先生に聞けば、きっと効果的な方法教えてくれると思います。

そのあと全国模試を積極的に受けて、自分の不足している部分を早期発見し改善。
そしてトップを目指してください。

東大生は学校のトップクラスはもちろん全国模試のトップクラスが入ります。
非常に狭き門です。そして、時間もありません。死ぬ気でがんばってください。
最後に質問が大雑把すぎます。ほんとにアドバイスを受けたいなら、もっと考えてみた方がいいですよ。
148 名前:匿名さん:2005/10/23 10:17
まぁ、東大行きたきゃ鉄緑会だね。
149 名前:匿名さん:2005/10/24 13:58
東進も結構多いみたいだね。
150 名前:匿名さん:2005/10/25 11:44
ほとんど公立(上位校は知ってるだろうが)の先生は東大の勉強法知らんだろう。難しいことばっか要求されるだけじゃね?んで独学が一番早いから高2最後まで予備校必要ないんじゃないじゃないのかな。
高1高2のときに予備校いってもカリキュラム足ひっぱるだけと思うよ
予備校入る前に絶対に入試基礎学力完成させたほうがいい。んで2年終わり頃か3年のはじめに
駿台に通うのを薦める。んで東大クラス入ってください。
今から予備校いって「基礎」を習う必要はない。入試基礎は独学で余裕だし、何より完成が早い。
まあ論述も独学でいけるんだけどね・・。それと、その友達のお姉さんとは連絡とれないのかな?その人に
勉強法きいたほうがいいと思うよ。絶対参考になる
151 名前:匿名さん:2005/11/14 08:26
東大かぁ。。。
何処でしょうね。僕は、Z会か、駿台だと思いますよ。
152 名前:匿名さん:2005/12/10 14:00
>>149
東進はやめとけ
東大合格者のほとんどは東大特進の授業だけを無料で受けた灘や開成などの
有名高校の生徒だ。
だから東大合格者が400人超えてるのに京大合格者が100人にも満たない。
鉄緑会の指定校の生徒なら鉄緑会行くのがいいと思う。
それ以外は駿台かな。
153 名前:匿名さん:2005/12/10 14:03
1教科だけZ会の即応コースも取った方がいい。
1教科取れば全教科の問題と解答がついてくるし、東大即応コースの
問題は本番より難しいから時間かけてやればかなり力がつく。
154 名前:匿名さん:2005/12/10 14:25
参考書は
鉄緑会の東大数学問題集と東大古典問題集が解説詳しくてイイよ
155  名前:投稿者により削除されました
156 名前:匿名さん:2005/12/10 22:09
5 名前:名無しさん [2005/11/18(金) 06:16 ID:WOvdp3tA]
数学を除けば,東大で一番くらいある,実際は3番だったが


6 名前:名無しさん [2005/11/18(金) 06:19 ID:WOvdp3tA]
英語,国語,化学だけね


7 名前:名無しさん [2005/11/18(金) 06:51 ID:WOvdp3tA]
信じる者は救われる!!!!
お母さんと相談してね!!!


8 名前:名無しさん [2005/11/18(金) 06:54 ID:WOvdp3tA]
数学は別の塾,予備校を紹介します。


9 名前:名無しさん [2005/11/18(金) 07:03 ID:WOvdp3tA]
僕は東大受験生用のテスト問題を100回分所有しています
157 名前:匿名さん:2005/12/11 10:09
代ゼミや河合塾はどうなんでしょうか?
158 名前:匿名さん:2005/12/11 12:08
>>157
悪くはないと思うよ
159 名前:匿名さん:2005/12/11 20:37
俺から習えば100%確実に現役合格できる。
160 名前:匿名さん:2005/12/19 11:59
http://school.milkcafe.net/test/read.cgi/koujyu/1121173630/462-473
参照
161 名前:匿名さん:2005/12/29 15:41
ジョルジュさんの学校自分と同じ気がしてきた…
162 名前:匿名さん:2005/12/30 23:31
462 名前:ひかり ◆9g.WpyZs [2005/12/13(火) 23:19 ID:453jVT02]
まずは、中1後期の数学から書きますね。

家庭教師の指導にあたり、中1の9月から、
○基本事項習得の教材として
 ・「体系数学2[代数編]」(数研出版)
 ・中3、数1と数A(ともに高1)、数2(高2)の検定教科書
 ・湯浅の「大学受験のための中学からの基礎数学・短期集中攻略」(栄光)
 ・奈良女子大附属中学校・中1幾何教科書
 ・「図形・空間の意味がわかる」(ベレ出版)
 ・「高校これでわかる[数?+数A]」(文英堂)
 ・「高校への数学別冊 図形のエッセンス」(東京出版)
 ・「目で見る幾何」シリーズ[立体・座標編][三平方・円](東京出版)
○演習用の教材として
 ・「新・中学問題集[中3発展編]」
を中心に用いています。
163 名前:匿名さん:2005/12/30 23:31
463 名前:ひかり ◆9g.WpyZs [2005/12/13(火) 23:19 ID:453jVT02]
【基礎事項の習得(1)-教科書】
「体系数学」は、一部の私立中高一貫校で採択されている教科書です。
代数編と幾何編に分かれ(1と2)、学習効果を意識して、
体系を無視する学習指導要領に従わずに、各々の分野を独自に配当換えさせています。
設問の解答は、他の数研のテキストと同等で、詳しくもないが簡潔すぎることもなくです。
中学範囲は、1と2が該当しますが、
ローマ数字とその学年を対応させている学校が多いと聞きます。

ただ、私は私なりの学習分野の配列というか体系を構築したかったので、
体系数学は使いにくかった…
そこで、高校数学は、文科省の検定教科書を使い、基本事項の習得をさせることにしました。
批判しか聞かない検定教科書ですが、
検定教科書は、説明や問題の順序等により、それなりにメッセージを出していますので、
教える者が、それをキャッチして伝えられるかどうかですね。
実際には、ほとんどの指導者は気づいていないけど…
章末問題1問でも、発展性を持っていて、かなり語るところがあるんですが、
実際の現場では、問題の解説をしておしまいというとこなんでしょうが。
164 名前:匿名さん:2005/12/30 23:31
464 名前:ひかり ◆9g.WpyZs [2005/12/13(火) 23:21 ID:453jVT02]
【基礎事項の習得(2)-準教科書】
「湯浅の~」は、いちいち確認のレジュメを作るのが面倒くさいという理由で。
いわゆるアウトソーシングです。
範囲は、中3から高1の半分弱程度。
私の中1後期のカリキュラムと重なったので、採用。
講義調の本で、独習可。まぁ、そこそこ使えます。
(ちなみに、一次不等式は中学の復習事項と扱っていますが、高校の範囲です)

「高校これでわかる」シリーズは、未習者の導入として
市販化されたシリーズものの中では、唯一できていると思います。
高校数学の参考書としては一番レベルも低く、独習は十分に可能です。
ただ、最近困っていることは、どんどん読まれること。
例えば、三角比を早い時点で使われてしまうと、
中学範囲で幾何の問題を解くという柔軟性を鍛える効果が薄まるので、
こちらとしても、都合が悪かったりします。
(2004年度のセンター試験の三角比の問題も、ほぼ中学レベルの知識で解けるわけで)
本格的に使用するのは、中2前期の予定です。

他の教材としては、NHKの「高校数学基礎」といった、
中学数学と高校数学の橋渡しをするようなものもいいかもしれません。
(NHKテレビの「高1数学」とかは、論外ですが)
165 名前:匿名さん:2005/12/30 23:32
465 名前:ひかり ◆9g.WpyZs [2005/12/16(金) 22:09 ID:YnYugyHw]
【基礎事項の習得(3)-幾何の扱い(1)】
1.図形トレーニングの必要性
私立中学受験では、高1の線分比まで範囲なので、
彼女もまた、すでに中学数学の図形問題に対しては非常に習熟していましたが、
それでも私は、中1段階では、図形に重点を置くカリキュラムを取っています。
図形問題を解くための柔軟性というのは、
できる限り早い時点から鍛えておかないと手遅れになるからです。

そのために、
「目で見る幾何シリーズ」といった演習本を、中1年明けに集中して扱う予定です。
柔軟性とまではいかなくても、
図形に対する直感が養われるのではないかと考えています。

特に、立体図形については、都立日比谷ショックがあります。
2005年独自問題数学の最後の立体図形の問題は、難問でした。
まぁ、東大数学で勝負の分かれ目になるのも、空間座標ですから、
その辺も、意識はしていますね。
166 名前:匿名さん:2005/12/30 23:32
466 名前:ひかり ◆9g.WpyZs [2005/12/16(金) 22:10 ID:YnYugyHw]
【基礎事項の習得(3)-幾何の扱い(2)】
2.中学課程の幾何のもつ意義
中学課程で論理の勉強をする機会というのは、ほとんどありません。
ましてや、中学学習指導要領においては皆無です。
図形の証明といっても、
結局は、単なるフォーマットの暗記というレベルで終わっているからです。

しかし、公理・定義・定理を厳密に扱い、
公理から論理を組み立てていくプロセスを意識すれば
少しは論理性に触れることができるでしょう。
この点において、中学で幾何の学習を行う意義があるのではないかと思っています。
奈良女子大附属中は、Web上に中1幾何の前半部分の教科書を公開していますが、
(http://www.nara-wu.ac.jp/fuchuko/
(http://www.nara-wu.ac.jp/fuchuko/study/Math/text/geometry1.pdf)
その教科書のユークリッドの説明の部分は、分かりやすく説明してあり、
一般に入手できるものとして、よくできていると思います。
抽象的な議論の展開でしたが、生徒の理解も非常によかったです。
(本当は、私の勤める中高一貫用塾の教材を転用すればいいんだけど…)
他に、「図形・空間の意味がわかる」(ベレ出版)も、
幾何学のさわりを扱うのに適しています。

そして、理論を重視して中学課程の幾何を学習できるものとして、
現在、「図形のエッセンス」を使用しています。
数研の「チャート式シリーズ」等、多数の参考書が定理の証明を省いている中、
この本は、理論面として基本定理の説明が十分になされつつも、
どの場面でどの定理を使えばよいか、十分な演習もできる本です。

ただ、「図形のエッセンス」は、1ページに盛り込んでいる量も多く、
独習で使うのには、かなり苦労する本です。
そこで、「新Aクラス中学幾何問題集」(昇龍堂)で代替する手もあります。
この本は、中高一貫校の教科書例題程度ですが、
中学3年間の幾何が、1冊に収まっていて、手軽です。
比較的、中高一貫校での採用が多い本だと聞いています。
(国立奈良女子大附属中も、中2の半ばまでにこの本を仕上げるカリキュラム。)
167 名前:匿名さん:2005/12/30 23:33
467 名前:ひかり ◆9g.WpyZs [2005/12/16(金) 22:10 ID:YnYugyHw]
【中学範囲の演習】
「新・中学問題集(発展編)」は、塾用教材ですので、
(新中問と呼ばれているらしいです)
一般向けに市販化されていません。
タウンページで教科書販売所を調べれば、一般でも調達できるかもしれません。
特に、別冊解答が充実しているわけではありませんが、
市販の教材より問題量が豊富であるので、取捨選択できる点
そして、最新の入試問題が反映されている点が大きいです。
こちらの事情として、他人作成の詳細レジュメを持っているという事情もあり、
解答説明にほとんど時間をかけずにすむからです。

他の演習本としては、「新A級中学数学問題集3年」(昇龍堂)もあります。
この教材は、桐朋(東京私立)の教師が中心となって作成した参考書で、
この本も私立中高一貫校で多く採用されています。

中1・中2の範囲については、基本問題をしっかり押さえればよく、
学年別の演習としては、単独で行う必要はないと思います。
高校受験の対策を開始したときに、
学年混同の総合問題集を使って演習をすれば、
負担も少なく効率的ではないでしょうか。
168 名前:匿名さん:2005/12/30 23:33
468 名前:ひかり ◆9g.WpyZs [2005/12/16(金) 22:44 ID:YnYugyHw]
ここから、中2以降の教材採用予定についてです。

【高校範囲の演習(1)-新課程の青チャは死んだ】
中2になれば、本格的に高校数学(高2数学といったほうが…)に突入していくわけですが、
メインの教材選択に、悩んでいるところです。

私の愚弟(新課程)には、旧課程の「青チャート」シリーズ(数研出版)を使いましたが、
旧課程の青チャートは、いい意味でも悪い意味でも独特の味を持っていました。
まぁ、ポイントは示すけれど、あとは個々で解答を作ってねというコンセプト。

巷の参考書が、非常に親切な解答を示していますが、
なぜ、このような解答にしたのか、説明はないに等しいですから、
結局は、自分の頭で咀嚼することなく、丸暗記してしまう(思考停止)、
つまるところ、能力開発はできないわけです。
この点、自分で答案を構成する過程が必要な参考書であるなら、
少なくとも、記述の丸飲みは防ぐことができます。

しかしながら、新課程用の「青チャ」シリーズは、
業界の横並びというか、==外見上==、分かりやすい解答を提示するようになり、
他の本に比べ何ら特色がなくなったわけです。
さらに、重要論点が多数落ちている…
従来、「赤チャ」より難しい「青チャ」でしたが、(←出版社表示は間違い)
新課程では、「赤チャート」と同等レベルまで、レベルが下がってしまいました
(逆に、新課程「赤チャ」は、少しは改善されました。
(それでも、レベル表示は難関とありますが、大嘘です…)
ブランドのある「チャート式」ですが、
新課程になってからは、それほど存在価値があるとはいえなくなりました。
169 名前:匿名さん:2005/12/30 23:33
469 名前:ひかり ◆9g.WpyZs [2005/12/16(金) 22:44 ID:YnYugyHw]
【高校範囲の演習(2)-新たなタイプの参考書(1)】
大学受験に向けた基本事項を習得するものとして、
青チャに期待できないとなれば、どうすればよいのでしょうか。

例題を網羅した参考書の中では先駆けて、解答を詳細にしたものに、
「ニューアクションα」(東京書籍)という参考書があります。
確かに、学校採択も多くなり、メジャーな参考書になりつつありますが、
解答の詳細という点では、数研のチャート式に勝るとはいえ、
中味の比較となれば、チャート式とどっこいどっこい。
αよりもレベルの高い「ニューアクションω」も、
特段にコンセプトがあるわけではなく、
どの参考書を使っても、例題の暗記で済ましてしまおう、
という態度から脱却するのは難しいでしょう。

そこで、私は、基本事項の説明が十分にあり、ある程度の演習が期待できる
「本質の研究」(旺文社)の採用を考えています。
ネット上では、ほとんど話題に上ることはない教材ですが、
私なりに気に入っている教材です。

で、「本質」シリーズは、それぞれの問題との関連付けが明確になっているので、
この章で何を体系的に学べばよいのか、生徒本人で読み取ってもらえるのかな。
どの問題を採用しているのか、この問題群の構成はこれでいいのか、
単に個々の問題の難易度に着目するのではなく、そういう点にも気を配って。
少なくとも、書いてあることを丸飲みすることはなさそう。

何よりも、基本事項の説明、問題の説明が凝っていて、
誰かさんみたいに、紙面が冗長になるきらいはあるんですが…
かえって、独習に適しています。

確かに、扱う問題の水準は、「青チャ」に比べると落ちます。
ですが、中学段階から、問題演習を重視すれば、
問題を解くことのみに終始してしまうことになる点、
また、中学生として、負担はかかりすぎる点、
上記2点から、早い段階から問題演習に重点を置くのも、できるだけ避けたいと考えます。
本格的な問題演習は、高校に入ってから。
2年もあれば、東大の過去問演習までできるでしょうから、
東大理3であっても、ギリギリ間に合うのかな。
170 名前:匿名さん:2005/12/30 23:34
470 名前:ひかり ◆9g.WpyZs [2005/12/16(金) 22:45 ID:YnYugyHw]
【高校範囲の演習(3)-新たなタイプの参考書(2)】
上であげた「本質の研究」は、教科書レベルの問題を割愛していますので、
いきなり取り組むのには、たいへんではないでしょうか。
というのも、「本質の研究」を完全にすれば、いわゆる旧帝国大学クラスの問題に
取り組むことができるレベルにまで達することができるからです。

そこで、「高校これでわかる」との橋渡しとして、私が注目しているのが、
講義を主体として作られた参考書です。
例えば、山本の「ベクトルが面白いほどわかる本」(中経出版)は、
私が、愚弟に対し使用したものですが、
導入が丁寧である点、解説も1問につき数ページ割り振っている点、
何よりも、自分で答案を作成する必要があるので、
出来合いのものを頭に詰め込めば、それでおしまいといった思考停止の学習を
しなくてもよい点にあります。
また、同著の確率編、坂田の「数列が面白いほどわかる本」も、
よくできた参考書だと思います。
他にも、講義型の参考書を売りにしているマセマという出版社があります。
ここから出ている出版物は、一度研究してみる予定です。

家庭教師をするにあたり、時間対効果が強く求められるわけですが、
このような詳細な説明・解答のある教材を使うことで、
必要な部分に限定しての指導ができ、指導時間を有効に使えるのがうれしいですね。
171 名前:匿名さん:2005/12/30 23:34
471 名前:ひかり ◆9g.WpyZs [2005/12/16(金) 22:46 ID:YnYugyHw]
【本当の意味での基礎事項(1)】
大多数の大学入試の問題は、問題解法の運用が主体となっているので、
どれだけ問題解法を習得したかによって、出来が決まってきます。
(チャート式やニューアクションといった網羅型参考書がはやっているのは、そのため)

ただ、与えられた問題を処理する能力には長けてはいるが、
理論の根本となる基礎事項が、本当に理解できているかといえば、
その答えは、ノーということになります。
というのも、私の勤める塾において、
高3の河合塾の全統模試で偏差値70以上をとる=高2=の生徒が多数在籍していますが、
基礎事項は全然理解できていませんでした。

この点、最近の東大入試でも、加法定理(高校数学の基本公式)の証明問題、
円周率πの定義の問題といった理論絡みの出題がされていますが、
非常に基礎的事項であるのに、受験生の出来は芳しくないとのこと。
ここ2年間の入試問題をみても、大学側も理論の出題を諦めた感があります。
しかし、東大駒場(教養課程)改革第二弾として、入試問題に着目されれば、
理論の問題も復活するのでは?とも考えています。

ただ、多くの大学では、従来通り問題解法の運用の問題が主体となるでしょうから、
下手すれば大学教養課程の数学となりがちな、理論に凝った勉強をするのは、
得策ではないかもしれません。

しかし、受験数学に飽き足らないのなら、
理論を重視した教科書型参考書というのはあります。
例えば、「中高一貫数学コース」シリーズ(岩波書店)。
この教材により、非常に素晴らしい理論教育を行うことができるでしょう。
しかし、書かれていることは抽象的であり、
完全6年課程の桐蔭中等教育校(神奈川私立)
(桐蔭中学とは違う学校で、難しい方です)
で用いられているものですが、挫折してしまったとのこと。
(そりゃ、中3課程で、極限(高3課程)までやっていたらね。)
(しかし、数学4の線形代数の考え方は感銘を覚えました。)



トリップパスについて

※全角750文字まで (必須)