NO.10388418
○○ 多田正行 『思考訓練の場としての英文解釈』 ○○
0 名前:教えて!名無しさん:2004/03/05 09:08
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/3488/nitijo010917.html
より
多田正行の『思考訓練の場としての英文解釈』は相当の奇書らしく(ま、タイトル
からして何じゃこりゃ!? てな感じだが)、読んでみたくなった。『受験参考書の
愉楽』から、山名あきらという学生によって同書が紹介された箇所をちょっと引用
しておこう。(「……」で始まる段落は、『思考訓練の場としての英文解釈』から
引用された箇所である)
《‘Dread and savagery are the signs of our time,~’で始まる例文の解説
をつけながら、(引用者注:多田)師は思わず心情を吐露してしまうのである。
……現代に生きる人間としての不安と苦悩を身によみがえらせつつこの部分を心
の痛みを感じながら読みとるようにしなければ、本当の読解はできない。もっと具
体的に言えば、a condition so extreme as to threaten~ 以下の部分を読ん
で、米帝国主義が今推進しているヴェトナム人皆殺しのgenocide作戦(その実行者
は言わずと知れた、米ギャング映画のスター、Nixon)や、公害病患者を認定だけ
はするが、この三ヶ月間にその内の何人が死亡したとかいう数字にしか興味を示さ
ない日本の企業及びそれと結託した政府、などといった現代の状況をまざまざと、
恐怖をもってたたきつけなければ読解は不可能である。
125 名前:NO NAME:2009/04/03 06:35
他の講師はみんな訳から入る。
今井のように実践的な方法を教える奴は誰一人いない。
今井の言うような教育制度が採用されれば
日本人の英語力は世界に誇れるレベルまで達すると思うのだが
未だにカビの生えた構文主義=伊藤和夫信者が幅を利かせているようで無念で仕方ない
126 名前:NO NAME:2009/04/25 09:27
★今井宏は最高の英語講師★
日本人の英語力が低い原因。
それは戦後以来の和訳至上主義にある。
確かに意味を理解する上で英文を訳すという作業は大切かもしれない。
だがそれが最終目標ではない。
リスニング、パラリーを始めとした現場で使える
英語力こそが最終目標なのである。
書物の世界でひとり、訳せた訳せないの問題で一喜一憂し、
あげく難しいとされる英文の構造を
ただ見抜いただけで悦に浸ることが、英語学習ではないのである。
今井先生はこのことをよく理解していて
パラリーの冒頭で日本の英語教育に対し警鐘を鳴らしている。
私も今井先生に賛成で早くセンター試験の問題形式を
リスニング100点パラリー100点にすべきだと考える。